電気機器の配線部品である「ハーネス」を自動検査する装置です。
ハーネスは、短絡・接続不良があると事故に直結する部品ですので厳密な検査が必要ですが、点数の多い複雑な接続をしたものになると検査の工数がかさむことになります。
この装置は汎用検査機が使えない特注品ハーネスを検査するための特注装置です。
ハードウェアもソフトウェアもカスタマイズして作成します。
この装置は、
・一度セットすることにより全端子に1点づつ順番に電圧を印加し切断と短絡を検出する。
・品番・検査日時・検査者・検査結果を記録する。
・記録結果はパソコンに保存することもサーバーに記録することも可能。
・別途費用で、製品変更・仕様変更に対応する改造も可能。
です。
また機能追加(別途費用)により、
・シリアル番号の登録もしくは発行
・ICタグの読み取りもしくはラベルの発行もしくは印字機の制御
・抵抗値などのアナログ検査機能の追加
・信号線の通信検査機能の追加
・(検査方法があるなら)インテリジェントな部品の乗ったハーネスの検査
・自動機との連携による自動化
が可能です。
100点くらいの事務机に載る程度のもので100万円くらい、点数が多かったり大きかったり高価なコネクタを使用したりすると多少コストが上がり、特注ハードウェアの追加やソフトウェアの機能追加があったりすると、それなりの費用がかかります。PC・サーバー・作業台・出張作業費は別途です。
同型機を複数台製造することになると、1台あたりは安くなります。
製造量が多かったり、点数が多かったりすると導入効果は高いかと思います。
お問い合わせは、問い合わせフォームから、もしくは、072-259-2185(担当:和田)まで。