PBCラズパイ全GPIO使い倒すボード

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「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」本体の40pinピンヘッダーに出ている信号線を、D_SDとID_SCを除く38点ぜんぶ実装するボードを製作しました。

ラズベリーパイに「あとちょっと足りなかった部品」を載る限り載せてみたボードで、これにより、「ラズパイのちょっとした不便」がかなり解消されるものとなります。

具体的にはQI(2550)コネクタを直接挿せるようにしたり等の工夫で、「GPIO出力の駆動電流の弱さ」や「コモンが足りない」「組み込みにくい」「毎回同じような回路が必要」などの問題がマシになり、学習にも実用にも便利です。

□ 仕様

・TTL8点3.3V入出力、外部プルアップ兼保護抵抗兼10MΩ、同点数のコモン(GND)付き

・5Vシンク出力8点(25℃環境下 最大500mA/ch・8点同時140mA/chデューティ50%)同点数のコモン(+5V)付き
・1-Wire 2ポート 3ピン温度センサDS48B20+直接接続対応(GPIO4番TTL入出力としても使用可能)

・SPI (3.3V電源付6ピンQIコネクタ) 2ポート

・I2C(5V-3.3V電源付5ピンQIコネクタ)4ポート、IchigoJam互換I2Cポート1ポート(オスメスが違うだけ)

・理論上IchigoJam用 I2C周辺機器を使用可能
・UARTはD-SubコネクタからPCのRS-232Cに接続可能(実装はTXDとRXDのみ)

・UARTはラズベリーパイ側でONにすれば、PC側はWindows10のTeraTermならポート選択と速度以外の設定不要で接続
・GPIO3番をGNDに落とすボタン(スタートボタン)を設置
・GPIO27番のTTL入出力ピンヘッダーと並列にボタンを設置、シャットダウン用ボタン(接点)にすることも可能

・ラズベリーパイには無いアナログ入出力を各1点、I2Cで設置(不要な際はソケットから抜き取りで対応)

・MicroChip社(もしくは同ピンアサイン)の8ピンI2C-EEP-ROMの読み書きが可能(不要な際は挿さない)
・8ピンI2C-EEP-ROMライターとしても「システム損壊時のダイイングメッセージの記録」用としても使用可能

・旧EIAJ規格RC-6705タイプ4AのDCジャックを実装し、安い大容量ACアダプタを使用可能

・40pinコネクタ横にピンの名前のシルクスクリーン印刷がしてあり、実験で使いやすい

□ 用途

・本格的なシステムを作る前のプロトタイプ用
・普通に低価格高性能な制御装置として
・遠隔I/O端末として
・制御盤に入れるときの温度監視とブツ切り対策に
・「ラズパイで何でもしてしまう人」に
・「GPIO」「I2C」「UART」「SPI」「1-Wire」の学習用
・「Python」や「Node-RED」で遊ぶ用

組み立てキットとして共立エレショップで販売中です。
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