屋外監視機

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遠隔監視が最も切実に必要な場所は、無人の拠点かもしれません。
建物があれば、無人監視システムを設置することは難しくありませんが、建物がないところを監視したいとの問い合わせも定期的にあります。

何十万円かかけて簡易な電柱を立て、敷地内でなければ土地を借りる契約をし地代を支払い、電力会社や電話会社と契約をして電気とインターネットを引き、監視装置を設置するというシステムには関わったことがありますが、なかなかハードルが高くはあります。

そのため「太陽電池と携帯電話でどうにかならないか」という話になるのですが、理屈の上ではできそうでも、いざやるとなると様々な問題が起きることは容易に想像されるため、「安く済ませたい」という目的だと最初の1台は「安く済まない」だろうとの判断で先に進まなくなります。

だいたい山林関係か、山道を管理している役所の案件です。
よくある案件なので、いろんな会社が試しはしているかと思われます。

電柱を立てて電気とネットを引いたところで、真夏に直射日光を浴び目玉焼きができるほど熱くなり、冬場に凍り付くような場所に精密機器を設置して大丈夫かというと、当然、保証対象外ですし、よく壊れます。ただ、壊れるにしてもしばらくは働いてから壊れますし、毎日人を派遣するよりは安かったりもしますので、壊しながら使うと割り切った運用になります。

割り切った運用をされる場合は、お手伝いできる場合もあるかもしれません。
当社は機動力が低いため、山間部での設置作業に関しては消極的です。

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