当社では、PC-9801 / PC-9821 / FC-9801 上の「MS-DOS」か「N88-BASIC(86)」で動作するシステムのリニューアル案件も手掛けています。
いまどきPC-9801で新規開発を行うことが低コストだとは思いませんので、ある程度の解析を行い「基本的に現在の環境で作り直し」をすることになるかと思います。
当時の古い技術資料などもまだ当社に残っていますので、PC-9801のシステムを解析し、Windows等の現在の環境に移す作業などに使用できます。
制御系のプログラムは書くより読むほうが難しく、かつて書いた人たちが引退してしまっているような古いプログラムは「改造するより新しく作ったほうが安い」ため、古いシステムは捨てて作り直すものですが、「あと10年は使いたい高額な装置の制御」に使われている場合はそうもいかず、解析して「互換性を残した設計で新しく作る」ことになるかと思います。
対応ハードウェア | PC-9801/PC-9821/FC-9801シリーズ またはEPSON社製PC-9801互換機 |
対応インターフェース | RS-232C / パラレルポート / ジョイスティック インターフェイス社製FAボード |
対応OS | MS-DOS N88-BASIC(86) |
対応言語 | Borland-C / Turbo-C / MS-C N88-BASIC(86)・DISK-BASIC・DOS版 |
ソースコードが読める形であったほうが工数は小さくなりますが、FC-9801上のTRONで動作していたシステムを入出力をハードウェアキャプチャしてブラックボックス的に同等のものをLinuxで再現したこともありますので、制御系のものでしたらリバースエンジニアリングできる場合もあります。